「子宮内膜症で生理痛があるけれど、仕事を休めない…」
「立ち仕事をしていると、下腹部が痛くなったり、体がだるくなったりする」
そんな悩みを抱えていませんか?
私自身、子宮内膜症があり、動物病院で犬のトリミングをしています。
勤務時間は8〜10時間ほど。休憩は1時間ありますが、予約状況によっては予定より遅くなることもあります。
私が悩んでいるのは、PMS、生理痛、頭痛、下腹部痛、ぼんやりする感じ、だるさなどです。
この記事では、子宮内膜症と立ち仕事の両立で感じることや、仕事中に実践している対策、受診を検討する目安、職場への相談例、休憩や仕事内容を調整する方法について紹介します。
※この記事は私自身の体験をもとにしています。症状や治療には個人差があります。ここで紹介する内容は診断や治療の代わりではありません。強い痛みや急な症状、生活に支障が続く場合は、無理をせず婦人科などの医療機関へ相談してください。
目次
- 子宮内膜症の私が立ち仕事で感じる負担
- 仕事中に症状を感じやすいタイミング
- 受診を検討したい症状の目安
- 私が仕事中にしている対策
- 休憩を取りやすくする具体的な方法
- 仕事内容を調整してもらう相談例
- 職場にどこまで伝えるか迷ったとき
- 症状が強いときは休むことも大切
- 休めないときは環境を見直す
- 子宮内膜症と仕事を両立するために大切なこと
- まとめ
子宮内膜症の私が立ち仕事で感じる負担
私の仕事は、動物病院での犬のトリミングです。
犬を洗ったり、乾かしたり、カットしたりするため、立っている時間が長くなります。一方で、細かい作業では座った姿勢が続くこともあります。
そのため、私の場合は立ち続けることだけでなく、同じ姿勢が長時間続くこと自体が負担になっています。
特に生理中やPMSの時期は、次のような症状が重なります。
- 下腹部痛
- 生理痛
- 頭痛
- だるさ
- 頭がぼんやりする
- 気分や体調の変化
症状が重なると、作業のスピードが落ちたり、普段より集中しにくくなったりします。犬を扱う仕事なので、安全面を考えても、体調が悪いときに無理をしすぎないことは大切だと感じています。
仕事中に症状を感じやすいタイミング
生理中
一番負担を感じるのは生理中です。
生理痛や下腹部痛がある状態で長時間働くと、普段なら気にならない作業も大変に感じます。痛みやだるさが強い日は、作業への集中力が落ちることもあります。
排便時
私の場合、排便時に下腹部の痛みを感じることがあります。
毎回ではありませんが、痛みがあるとトイレに行くことにも不安を感じます。
子宮内膜症では、月経痛のほかに排便痛がみられることもあります。「生理だから仕方ない」と決めつけず、気になる症状があれば医療機関に相談することが大切です。
立ちっぱなし・座りっぱなしのとき
立ち仕事だけでなく、座った姿勢が続くときも下腹部が重く感じたり、だるさが出たりします。
姿勢を変えられるときは、できるだけ同じ状態を長く続けないよう意識しています。
休憩が遅くなったとき
仕事が忙しいと、予定より休憩が遅くなることがあります。
普段なら気にならなくても、症状がある日は「早く休みたい」と感じます。痛みやだるさを抱えたまま働くと、休憩に入る頃には疲れが大きくなっていることもあります。
受診を検討したい症状の目安
子宮内膜症の症状には個人差がありますが、次のような状態がある場合は、婦人科への相談を検討してください。
- 生理痛で仕事や家事を休むことが増えた
- 市販の鎮痛薬を使っても痛みが十分に和らがない
- 痛みが以前より強くなっている
- 排便時や性交時に痛みがある
- 生理中以外にも下腹部痛や腰痛が続く
- 出血量が多い、または出血が長引く
- 痛みやだるさで仕事に集中できない
- 症状のために勤務時間や仕事内容を変えたいと感じる
- 妊娠を希望している、または将来の妊娠について相談したい
特に、立っていられないほどの激しい腹痛、意識が遠のくような感じ、冷や汗、発熱、異常に多い出血などがある場合は、通常の生理痛と決めつけず、早めに医療機関へ相談してください。症状によっては救急受診が必要になることもあります。
受診時にメモしておきたい項目
- 痛みが始まった日時
- 痛みの場所と強さ
- 生理周期との関係
- 排便時や仕事中など、痛みが出やすい場面
- 出血量や期間
- 服用した薬と効果
- 仕事や生活への影響
スマートフォンのメモや体調記録アプリを使い、数週間から数周期分を記録しておくと、自分の変化にも気づきやすくなります。
私が仕事中にしている対策
ここからは、私が実践している方法を紹介します。あくまで個人の体験なので、体質や症状に合わせて取り入れてください。
① 痛みが強いときは薬を使う
痛みが強いときは、我慢しすぎず薬を使っています。
痛みがひどくなってからでは効きにくいと感じることもあるため、体調を見ながら対応しています。薬は自己判断で量を増やさず、用法・用量を守るようにしています。
鎮痛薬を使っても痛みが続く場合や、薬を飲む日が増えている場合は、薬だけで対処し続けず、婦人科で相談することも大切です。
② お腹や腰を温める
仕事中に重宝しているのが、下着(ショーツ)に貼るタイプの温活用カイロです。
お腹や腰まわりを冷やさないようにすると、私自身は安心感があります。
カイロを使う場合は、低温やけどを防ぐため、商品の注意事項を確認し、肌に直接貼らないなど正しく使用してください。熱いと感じたらすぐに外し、就寝中や長時間の連続使用は避けるなど、製品の説明に従いましょう。
③ 温かい飲み物を飲む
仕事中は、冷たい飲み物ばかりにならないようにしています。
よく飲んでいるのはルイボスティーです。温かい飲み物をゆっくり飲むと、仕事の合間に気持ちを切り替えられます。
④ 甘いものを食べすぎない
PMSの時期は甘いものが欲しくなることもあります。
ただ、私の場合は食べすぎると体調がすぐれないように感じるため、量を控えています。完全に我慢するのではなく、食べすぎない程度を意識しています。
⑤ ハイウエストのボトムスを選ぶ
仕事中は、ハイウエストのボトムスを履くことがあります。
お腹まわりが冷えにくく、安心感があります。締め付けが強すぎる服は避け、動きやすく楽なものを選んでいます。
⑥ 足首を冷やさない
足首が隠れる長めの靴下も使っています。
冷えを感じる日は足元を保温し、仕事の動きを妨げないものを選ぶようにしています。
休憩を取りやすくする具体的な方法
症状がある日に休憩が遅れると、痛みやだるさが強くなることがあります。休憩を取りやすくするためには、体調が悪くなってからではなく、できれば事前に相談しておくことが大切です。
休憩について相談するときの例
職場の責任者や先輩に、次のように伝える方法があります。
「子宮内膜症の症状で、生理中は下腹部痛やだるさが出ることがあります。症状が強い日は、休憩が大幅に遅れると仕事に集中しにくくなるため、できれば決めた時間帯に休憩を取れるよう相談したいです。」
もう少し具体的に伝える場合は、次のように言えます。
「生理中は長時間立ち続けると痛みが強くなりやすいので、○時頃に10〜15分ほど休憩を取れるようにしたいです。予約状況によって難しい場合は、代わりの時間を事前に決めておけると助かります。」
相談するときは、「つらいです」だけで終わらせず、次の3点を伝えると話が進みやすくなります。
- どの症状があるか
- どの時間帯や作業で悪化しやすいか
- どのような調整なら働き続けられそうか
休憩の取り方を工夫する
職場のルールの範囲内で、次のような方法を相談できます。
- 休憩時間をできるだけ固定する
- 休憩が遅れた場合の代替時間を決めておく
- まとまった休憩が難しい日は、短時間の小休憩を複数回に分ける
- 水分補給やトイレに行く時間を確保する
- 痛みが強くなる前に休憩を取る
- 休憩中は座って体を休め、必要に応じて温かい飲み物を飲む
動物病院やトリミングの仕事では、犬の安全や予約状況との調整も必要です。そのため、「忙しい時間帯を避けて休憩する」「担当を一時的に交代する」など、職場の状況に合わせて相談すると現実的です。
仕事内容を調整してもらう相談例
症状がある日に、すべての業務を通常どおり行うのが難しい場合は、仕事内容の一部を調整できないか相談します。
例えば、次のような調整が考えられます。
- 長時間立ち続ける作業と座ってできる作業を交互にする
- 重い物を持つ作業を一時的に減らす
- 連続して担当する頭数を減らす
- 予約が集中する時間帯の担当を調整する
- 途中で交代できるようにする
- 清掃や準備など、体調に合わせて作業を入れ替える
- 痛みやぼんやり感が強い日は、危険を伴う作業を避ける
相談例としては、次のように伝えられます。
「生理中は下腹部痛とぼんやりする感じが出ることがあり、長時間同じ姿勢で作業すると悪化しやすいです。可能であれば、姿勢を変えながら作業できるよう、仕事内容を一時的に調整できないでしょうか。」
犬を扱う仕事では、体調が悪いときに無理をすると、自分だけでなく犬や周囲のスタッフにも危険が及ぶ可能性があります。
「今日は痛みとぼんやりする感じがあるため、犬を抱き上げる作業や、集中力が必要な作業については、できれば一人で続けないようにしたいです。」
このように、安全面を含めて相談することも大切です。
職場にどこまで伝えるか迷ったとき
病名や症状を詳しく伝えることに抵抗がある人もいると思います。
すべてを話す必要はありませんが、必要な配慮を受けるためには、仕事に影響する症状と希望する対応を伝えることが役立ちます。
例えば、
「婦人科系の症状で、月に数日、腹痛やだるさが強くなることがあります。その日は休憩を早めに取ることや、長時間同じ姿勢にならないよう調整できると助かります。」
という伝え方もできます。
相談相手は、直属の上司、店長、院長、シフト管理者、人事担当者など、職場で話しやすく対応してくれる人を選びます。
口頭で伝えにくい場合は、まずメモやメールで相談内容を整理してから話す方法もあります。相談した内容や決まったことを自分でも記録しておくと、後から確認しやすくなります。
症状が強いときは休むことも大切
対策をしていても、症状が強く出る日はあります。
以前は「仕事だから頑張らなきゃ」「これくらいで休んではいけない」と考えていました。
しかし、痛みやだるさを抱えたまま働き続けると、さらに負担が大きくなることがあります。
休める状況であれば、休むことも必要な対応です。
休む連絡をするときは、次のように簡潔に伝えられます。
「体調不良で、今日は通常どおり勤務することが難しい状態です。申し訳ありませんが、お休みをいただけますでしょうか。」
詳しい症状を伝える必要がある場合は、
「婦人科の症状による腹痛と体調不良が強く、立ち仕事を続けるのが難しい状態です。今日は休ませてください。」
と伝える方法もあります。
職場の規定によっては、受診や診断書などが必要になる場合があります。休み方や勤務変更のルールは、あらかじめ確認しておくと安心です。
休めないときは環境を見直す
仕事によっては、すぐに休めないこともあります。
その場合は、自分を責めるのではなく、環境を調整する方法もあります。
- 休憩時間について相談する
- 症状がある日は仕事内容を調整してもらう
- 周囲に体調について伝えておく
- シフトや勤務時間を見直す
- 医療機関に相談し、必要な配慮について確認する
- 職場の相談窓口や人事に相談する
- 必要に応じて転職を検討する
すぐに変えられなくても、「今の環境だけが選択肢ではない」と知っておくと、気持ちが少し軽くなることがあります。
子宮内膜症と仕事を両立するために大切なこと
子宮内膜症があっても、好きな仕事を続けたいと思う人は多いと思います。
私も犬のトリミングが好きだからこそ、できるだけ続けたいと考えています。
だからこそ、仕事と自分の体を大切にすることは、どちらか一方を選ぶものではないと思うようになりました。
症状が落ち着いている日は働く。負担が大きい日は休む。必要なら周囲に相談する。環境が合わなければ見直す。
自分の状態に合わせた働き方を探すことが、仕事を続けるためにも大切だと感じています。
まとめ|自分の体を大切にしながら働こう
今回は、子宮内膜症がある私が、動物病院で犬のトリミングをしながら感じていることと、仕事中の対策を紹介しました。
私が意識しているのは、次のようなことです。
- 痛みが強いときは薬を使う
- お腹や腰を温める
- 温かい飲み物を飲む
- 甘いものを食べすぎない
- ハイウエストのパンツを選ぶ
- 足首を冷やさない
- 必要なときは休む
- 休憩や仕事内容を職場に相談する
- 症状が続くときは婦人科を受診する
- 働き続けることが難しい場合は環境を見直す
どれも特別な方法ではありませんが、小さな工夫を重ねることで、自分をいたわるきっかけになります。
症状があるときは、無理に我慢し続けなくて大丈夫です。休めない場合は、自分を責めるのではなく、周囲に相談したり環境を変えたりすることも考えてみてください。
自分の体は、自分で大切にしていいものです。
この記事が、子宮内膜症と仕事の両立に悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
※この記事は個人の体験に基づくものであり、医学的な診断や治療を目的としたものではありません。症状について気になることがある場合は、婦人科などの医療機関にご相談ください。
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